tbp_main.html/tbp_regist.html/tbp_admin.htmlは通常のHTMLファイルとは扱いが異なり、プログラムによる処理を経て出力されるものです。書き換え時には次の点に注意してください。
<TEMPLATE TYPE="**">
と</TEMPLATE>
の行は内部処理に使われるものです。この行に対して、タブ・空白文字も含めて文字の追加、大小文字の変更などは一切できません。書き換えられるのは**部分(b/s/r/1)のみです。既に書かれているHTML要素は、ページの構造上、基本的に全て必要なものです。スタイルの設定で最初から表示しないようになっている要素すらありますが、そこに必要なのです。これらHTML要素を、ページ間や要素同志の関係を見極めないまま削らないようにしてください。
もし某かの要素を不要だと思われたならば、それは殆どの場合“PC用ブラウザにおいて表示が不要”なのであって、要素自体を消してしまってよいものではありません。このようなときは関連づけられたスタイルシートのセレクタを探し、display: none;
としてください。
逆に要素を追加したり配置を変更する際は、HTML 4.01としての論理的な意味が崩れないように意識してください。
記号からタグ、タグから記号へ置き換える処理はtbplib.pl内にあります。あまり大量に用意するのはどうかと思われますが、追加することは可能です。
追加は主にEM(強調)、STRONG(強強調)、SPAN(汎用インラインコンテナ)要素になると思います。普通はこれだけあれば紹介文中では十分ですし、その他の要素を使ってもむやみに複雑になるだけです。特に、DIV(汎用ブロックコンテナ)などのブロックレベル要素は、「通常の文章にする」を選んだときには使ってはいけないので注意が必要です。
そしてその開始タグは、<em class="hoge" title="piyo">
といったように、属性も値も一切固定です。表示調整のために値が変わるCOLOR/SIZE/BGCOLOR/ALIGNのようなような属性は使えません。加えて、追加したタグが紹介文中に一箇所でも使われている限り、タグの記述を変更したり処理を削ることはできません(置き換え処理ができなくなります)。
色やサイズや位置などの表示に関わる設定は、CLASS属性で関連づけた、外部スタイルシートのセレクタで調整します。だからタグの記述は固定でも不自由はないのです。
追加するからには、既にあるものとは異なる目的があると考えられるので、TITLE属性を付けて区別されるようにしてください。例えば<em class="main_contents" title="ウチのメインコンテンツ">
●●</em>
なら、メインコンテンツであることを示すために強調されているわけです。
この場合「緑色のがウチのメインコンテンツ」なのではなく、「ウチのメインコンテンツとして強調」している部分を、スタイルの視覚効果で緑色にしているということに注意してください。ここを逆に取り違えてしまうと、CSSを解釈しないブラウザでは「緑色っていわれても、いったいどこ?」になってしまうのです。
自動バックアップを使用すると、ファイル更新時に*.oldというバックアップファイルが生成されます。
申請却下などで誤ってデータの内容を消失してしまったときなどに、FTPツールを使って直前の内容に戻したいデータファイルを削除した後、ブラウザで管理ページにアクセスすれば、直前のバックアップファイル(*.old)がデータファイルに復帰します。
但し、復帰させる前に新たな申請が上がったりすると、バックアップ内容も更新されてしまうので注意してください。
この方法で復帰したデータファイルは、パーミッション変更や上書きアップロードができなくなることがあります。その必要が生じたときは「いったんファイルをダウンロード、サーバー上のそれを削除、ダウンロードしたものを再アップロード」という手順を行ってみてください。